年間で数百人単位で面接をしていると、どうしても聞き飽きてしまうフレーズが出てきます。
学生さんにとっては「使いやすい」フレーズかもしれませんが、
使い方を間違えると危険を伴うフレーズとその対処法を紹介していきたいと思います。
いくつかあるのでシリーズ化できるかもしれません笑
「短所は一つのことに集中しすぎて少し周りが見えなくなることです。」
22卒面接では体感35%ぐらいの学生さんが使っていたような気がします。非常に使い勝手が良いフレーズだと思いますし、実務においてもそれぐらい集中して取り組めば高いパフォーマンスを発揮できると思います。
こちらのフレーズがなぜ危険か私の独断と偏見で説明していきたいと思います。
危険な理由①
「周りが見えなくなることが致命的になる職種が多々存在する。」
多くの人と関わる仕事やチーム単位で行う仕事に関しては「周りが見えなくなる」というのは致命的短所としてとらえられる可能性があります。
やりかけの仕事があっても、後から舞い込んだ仕事を優先しないといけないことや、自分だけドンドン前に進んでもダメです。
周りと調和を取りながら進めていくような仕事には向きません。
一方で、ほぼ自己完結できるような営業などはこういった短所を逆に強みとしてとらえてくれる場合が多いかもしれません。
危険な理由②
「好きなことしかしないタイプか?」と思われる。
ほとんど学生さんがエピソードとともに語ってくれるわけですが、部活とか学園祭とか趣味の活動をエピソードとして挙げてくれる方が多いです。
そうなると
(楽しかっただけじゃね?)
もっと危険性があるとすれば、
「好きなことをしだしたら周りが見えなくなる」
すごく楽しそうに話をしてしまうと、上記のようにとらえられてしまう可能性があります。
これに関しては添えるエピソードがとても重要
沿えるエピソードとしては
最初はあまり乗り気じゃなかった⇒でも頑張っていたら夢中になり過ぎた。
というロジックがおすすめです。
さりげなくやりたくない事にも努力で夢中になります。
というアピールを組み込めることができます。
まとめると
- 短所は企業(業種)によって使い分ける。
- 添えるエピソードをブラシアップする。
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