昨年度、今年度はコロナ禍ということで多くの企業は採用人数を絞りました。
日本を代表するような大企業であっても
採用人数を絞らざるを得ないほど疲弊している企業も多々ありました。
今年度の学生さんは日本全体の新卒採用枠が少ない中での就活を強いられる形となりました。
目指していた企業に入れず不本意な結果に終わってしまった学生さんもたくさんいるかと思います。
弊社では航空業界を目指していた学生さんの内定承諾が多くありました。
悔しい思いをされている方、現在苦戦している方、ぜひ視点を変えてみてください。
「コロナ禍で新卒をいつも通り採用できる企業(業界)は強い」
企業を経営していく上で、人材採用にかかる費用、そもそも人件費はバカになりません。
このような世の中全体が不景気な状況でも
例年と同じように人材採用できる企業は財務的にも強い企業であると思いませんか?
また将来的に見てもそういう会社は強いです。
コロナ禍が終わって20年後、コロナ禍入社の学生さんたちが管理職になる頃、
コロナ禍で採用人数を絞った企業は管理職候補不足に悩まされることになります。
事実として、同業他社の人事の方と情報交換をしていてよく聞くのは
「リーマンショック時期の社員不足」
リーマンショック時期に採用を絞ってしまったせいで、今現在管理職不足にあえいでいるという状況です。
企業の将来の健康状態を考えても、コロナ禍であっても例年通り新卒を採用するべきだと思います。
私自身の就活時代(約10年前)、就活無双(内定数十社)の同級生がいました。
彼は誰もが知る日本を代表する超大手企業に入社しましたが、
コロナ禍の人員削減プログラム(ほぼリストラ)にて昨年会社を去ることになりました。
その時代は雇用もある程度回復し、学生から見れば売り手市場だったかもしれません。
一人で何社もの内定を持つ学生も珍しくありませんでいた。
でも入社できる企業は1社。
彼が今のコロナ禍で就職活動をしていれば、あんなにたくさんの内定は無かったかもしれませんが、
コロナ禍のような不況が今後起こったとしても
リストラせずに済むような地盤の強い会社に入社できていたかもしれません・・・。
この状況、どう考えても大変かもしれませんが、あなたに内定を出した企業は不況に強い企業です。
そしてそんな不況でもあなたを必要としてくれている企業です。
胸を張って内定受諾してください。
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