学生の皆さんどんなツールを使って企業研究をしていますか?
多くの方がHPや掲示板などネットの情報を頼りに企業研究されていることかと思います。
ネットであればスマホやPCさえればタダで手に入れることができるかと思いますが、ここは2000円程度でかまいませんので投資をしてみてください。
もしそれが可能なら、就職四季報という分厚い本を買ってください。
学生さんから見ると辞書のごとく分厚いとっつきにくい本かもしれませんが、
採用担当者からすれば最凶(最恐)の就活情報誌だと思っています。
就職四季報が最恐な理由
- 就職四季報は掲載企業から掲載料をもらっていない
- 各社掲載内容が同じなので比較しやすい
- 会社が出したがらないデータも網羅的に表記
1. 「就職四季報は掲載企業から掲載料をもらっていない」これが最強(最恐)である根幹だと思ってます。
なんで?
と思われるかもしれませんが、逆を考えると仕組みは簡単です。
掲載料徴収型の情報媒体であれば・・・。
企業が掲載料を払う
⇒企業にとって都合の悪い情報を載せる
⇒もう来年は載せなくていい
⇒掲載料が集まらない><。
こうならないために掲載料をもらっている出版社は
『企業にとって都合の悪い情報は載せにくい』
けど学生さんが知りたい情報って『企業にとって都合の悪い情報』
だったりしますよね笑
2.「各社掲載内容が同じなので比較しやすい」
ネットなどで各企業の特長を調べていると
A社:福利厚生が充実していて働きやすいです!
B社:若い社員が多く明るい社風です!
C社:実力主義で20代で1000万も夢じゃありません!
どこもいい会社だけど比べようがないなぁ・・・。
こんな状況になりませんでしょうか?
四季報には下記のような形にまとまっています。
A社:有給取得数〇日
B社:有給取得数〇日
C社:有給取得数〇日
これだった比較できますよね。
また業界ごとに分けられているので、自分の志望する業界内の会社を「比較する」ツールとして非常に便利です。
3.会社が出したがらないデータも網羅的に表記
1.と3の合わせ技で「最恐」
会社によっては上記のような有給取得数や平均年収、3年後離職率、残業時間数などあまり載せたくないような情報もあるかと思います。こういったデータを忖度なしに網羅的に表記しています。数値で表されるような客観データであるところもポイントですね。
※データソースは調べきれてないですが、離職率、平均残業時間等を弊社社内の嘘偽りないデータとビタビタで一致するのでハローワークや労働局かかなり硬派なところからの情報ソースであるかと推察しています。
少々お金はかかりますし、持ち歩くには大きい本ではありますが、購入を勧めたい就活支援本の一つとして本日はご紹介させていただきました。
ちなみにこの記事を書いても四季報さんからはびた一文もらえません笑
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