福利厚生の見方 ~得する社員・損する社員~

就活生の皆さんが気になる要素の一つが

「福利厚生」

損な福利厚生も沢山あるほどいい!ってものでもないことを説明したいと思います。

福利厚生は会社の個性~合う合わないが存在する~

例えば、

・子供のいる社員には子供一につき10,000円養育手当を支給します。

という福利厚生があったとする。

これは会社として

「子育てを応援したい」

という個性が見えてきます。

しかしながらこのご時世

学生
学生

将来、子供はかんがえてないかなぁ・・・。

という学生さんも少なくはないかと思います。

この場合、会社の個性(考え方)と学生さんの個性(考え方)は異なる。

という事になります。

考え方が異なると

「損する社員」側になってしまいます。

個性が合わないと「損する社員」になってしまう。

この会社に入社して10年目

自分は独身貴族を謳歌。同期のA君は子供二人の家庭持ち。

どちらも仕事ぶりは同じ。同じく主任で、基本給も同額。

であったとしても

A君は子供がいる分、基本給に

+20,000円の「子供手当」がつくことなります。

学生<br>
学生

A君が手当をもらって得をしているだけで

自分は損をしているわけではない。

果たしてそうでしょうか・・・?

福利厚生にもお金がかかる。費用は利益から捻出される。

つまり、自分が仕事を頑張って作ってきた利益の一部が、

自分以外の社員の福利厚生費に使われている。

これが現実です。

会社が「子供手当」を創設しなければ、

独身社員も含めた全社員の基本給を5,000円上げられたかもしれません。

得をする社員とは

自分のライフプランと、福利厚生がマッチする社員。

これこそが得をする社員です。

福利厚生は多いほうが良い!

というワケではなく、しっかりと自分が福利厚生の恩恵を享受できるか?

という切り口に変えて会社選びをしてみてください。

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